4D Pack v13.2

AP Is Picture Deprecated

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4D Pack v13.2
AP Is Picture Deprecated

AP Is Picture Deprecated 


 

AP Is Picture Deprecated ( ptrPict ) -> 戻り値 
引数   説明
ptrPict  ポインター in テストするピクチャーフィールドや変数へのポインター
戻り値  倍長整数 in 0 = 有効なフォーマット、1 = 無効なフォーマット (PICT)

説明   

AP Is Picture Deprecated コマンドはptrPict 引数により参照されるピクチャーが (古いフォーマットである) PICTフォーマットを含む場合1を、そうでなければ0を返します。ピクチャーがPICTフォーマットである場合、あるいはPICTフォーマットを含む場合 (ピクチャー内には複数のフォーマットが含まれる場合があります) に、古いフォーマットと判定されます。

ptrPict には、4Dピクチャーフィールドや変数、あるいはピクチャー配列の要素へのポインターを渡します。

このコマンドは、4Dの次のメジャーバージョンの準備をするために用意されました。Macの"PICT"フォーマットはAppleにより、すでに廃止予定としてアナウンスされています (WikipediaのPICTフォーマットの記事参照)。互換性の目的で4DはPICTフォーマットをサポートしてきましたが、4D v14以降はサポートされません。アプリケーション移行を開始するために、このコマンドを使用してPICTピクチャーを探し、CONVERT PICTUREコマンドを使用して現在利用可能なピクチャーに変換することができます。変換後ピクチャーには指定したフォーマットのみが含まれます。

注: ピクチャーが印刷に使用されていた場合、PICTフォーマットを削除する前に事前の検証が必要です。PICTはベクターフォーマットであったため、印刷目的の場合にはEMFなどの他のベクターフォーマットに変換することが推奨されます。

例題  

ライブラリ中のピクチャーをテストし、必要であれば変換を行う:

 PICTURE LIBRARY LIST($arrPictRef;$arrPictName)
 $vPictNums:=Size of array($arrPictRef)
 If($vPictNums>0)
    For($vPict;1;$vPictNums// 各ピクチャーごとに
       $vPictRef:=$arrPictRef{$vPict}
       $vPictName:=$arrPictName{$vPict}
       GET PICTURE FROM LIBRARY($arrPictRef{$vPict};$pvPict)
       $vPointer :=->$vPict
       $isObs:=AP Is Picture Deprecated($vPointer)
       If($isObs=1) // フォーマットが無効なら
          CONVERT PICTURE($vPointer->;".PNG") // pngに変換
          SET PICTURE TO LIBRARY($vPointer->;$vPictRef;$vPictName// ライブラリに格納
       End if
       $vPict:=$vPict+1
    End for
 Else
    ALERT("The picture library is empty.")
 End if

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Pack
テーマ: 4D Pack : ピクチャファイル
番号: 61950

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

New
初出: 4D Pack v13.2

 
参照 


 
タグ 

PICT***